1983-05-18 第98回国会 衆議院 商工委員会 第15号
○近藤説明員 先ほど申し述べましたように、私どもの結んでおる投資保護協定の条約数は、ほかの国に比べて必ずしも数が多くないというのは、まさに御指摘のとおりでございます。 この点につきましては、私どもといたしましては、わが国の海外直接投資が近年に至るまで他の先進国に比べますと相対的に低い水準にあったこととか、それから、わが国の場合には、通商航海条約等で通常財産保護とか事業活動に関する最恵国待遇等の一般的
○近藤説明員 先ほど申し述べましたように、私どもの結んでおる投資保護協定の条約数は、ほかの国に比べて必ずしも数が多くないというのは、まさに御指摘のとおりでございます。 この点につきましては、私どもといたしましては、わが国の海外直接投資が近年に至るまで他の先進国に比べますと相対的に低い水準にあったこととか、それから、わが国の場合には、通商航海条約等で通常財産保護とか事業活動に関する最恵国待遇等の一般的
○近藤説明員 ほかの国の例につきましては、私どもの調査いたしました結果では、西ドイツはこの種の投資保護協定を四十八カ国と締結いたしております。それからフランスは十九カ国、イギリスは十五カ国、それからスイスは十六カ国、イタリアは七カ国と締結いたしております。ちなみに、この締結数は五十六年の七月に私どもが調査した結果によるものでございます。 なお、アメリカにつきましては、御承知のように世界最大の海外投資国
○近藤説明員 御質問の投資保護協定についてでございますが、現在、わが国が締結いたしましてすでに発効いたしております投資保護協定の相手国は、エジプト及びスリランカの二カ国でございます。 それから現状は、ASEAN諸国及び中国と締結のための交渉を鋭意進めているところでございます。